そろそろ年も暮れますね…
師走に入っておかしいくらい暖かいと思いきや、
凍えるくらいの寒さ…体調を崩さないでくださいね…

こんな時は暖かい部屋で日本酒を呑んで寒さを乗り切りましょう！

というわけで今回ご紹介するのは、
「基峰鶴 純米吟醸 雄山錦 生」です！！

甘味、香りはとても穏やか、スッキリとした口当たりで最後に若干の苦みがあるため味が締まり、飲み飽きないバランスのいいお酒です。

この基峰鶴を！年末特別企画として！
ナダヤのお料理を家の食材で再現し、合う合わないをガチ検証してみました！

今回ご用意したナダヤフルコースは…

ごぼうチップス みたらしVer.

ごぼうのたれに使っている醤油を若干焦がし気味に仕上げているため、香ばしさがお酒の甘味と苦みに寄り添って後味のスッキリさが増しました！

厚揚げの味噌漬け

ミソのコクを邪魔しないかの如く、スッキリな飲み口に変わったのが衝撃的でした。
ミソの濃厚な塩味をしっかり流してくれるような口当たりです。
さらに厚揚げを炙ることで味噌に練りこんでいる山椒の風味が立ち、お酒のフレッシュ感が際立ちます。

親鳥のタタキ

角打ちナダヤの定番かつ大人気のメニューです！
ポン酢由来の酸味と一体になり、お酒自体に酸があるかのような風味に変化します。
お酒の甘味が増したように感じたのが印象的でした。

タランティーノ

文化サバと酒粕、生クリーム等と一緒にじっくり煮詰めて濃厚なディップに仕上げた、ナダヤ流バーニャカウダです。
サバ、酒粕等の旨味、生クリームのコク等、フルコース内で随一の味の濃さを誇るこちらの料理。
その濃さを全く邪魔することなく辛口酒を思わせるキリっとした味わいに変化しました。
水のようなお酒になって驚きました。

ウチモモステーキ

唯一、塩で頂くお料理だったので、どうマッチングするか気になっていましたが、塩味だからこそうちももの独自の肉のうまみが引き立つため、お酒も甘味の部分が引き立ち、旨味が増した印象でした。

アラマヨおにぎり

角打ちナダヤで提供しているマダイとカンパチのお刺身を捌いた際のアラを煮詰めてマヨネーズで和えた、ナダヤ流ツナマヨ（？）を使ったおにぎりです。
魚の旨味、強めの塩味、マヨネーズの酸味とコク、ご飯に合わせるため全体的に濃い目の味付けをしている等料理ですがこれに関しても味の邪魔をしない口当たりでスッキリ流してくれる締めにふさわしい飲み口でした。

以上です。

ご紹介した通り、
各お料理で合わせたとき、全てにおいて味が変化するのでどんなお料理にも合う面白いお酒でした！！！！
食中酒としても圧倒的なパフォーマンスを発揮しますが、単体でもとても飲みやすく、シチュエーションを選ばずに楽しんで頂けるお酒だと思います。
ガチ検証でどのお料理に合うか検証したかったのですが、全ての料理に合わせて味が変化するといったお酒は初めてだったので面白いを通り越して感動を覚えました。

どんなお料理にも合うのでぜひ角打ちにご来店の際は、複数のお料理と基峰鶴の雄山錦を合わせてみてはいかがでしょうか。

きっとあなたの好きなお料理に合ってくれる……はず…。

現場からは以上です！🤓🤓🤓

お勝手担当・リョータ